■ハウストン通りの南側
先日のFINANCIAL DISTRICTの散歩の続き。
ブラブラと金融街の美しいビルディングを眺めた後
車に乗ってトライベッカへ移動。
再び石畳の路上に駐車してすぐ近くのSOHOへぶらぶらの続きを。
夕暮れ近くなってきて居たので人通りは少しづつ減ってきてはいましたが
それでもギャラリーを冷やかす若者や,お気に入りの家具を探そうと可愛いベィビー連れのカップルや,
なんかあるかなとわくわく顔の観光客らしき人達が忙しく店に入ったりでたりしてました。
私は、あてもなく本当にぶらぶらと
沢山あるギャラリーの窓に飾ってある絵や彫刻を見ながら歩きました。
その中で目が釘付けになったのがこのお店。
色々な動物達がタイルのモザイクで表現されてます♪
とても明るい配色で見ていて楽しくなります。
それに・・・・
こんな明るいモザイクタイルが銭湯にあったらどうよ!とちょっと想像して楽しくなりました(笑)
SOHOは、以前にも書きましたが
South of Houston stハウストンストリートの南 を略して SOHO
この辺りの建物は、住宅用と言うよりは倉庫兼オフィスと言った感じ。
それもその筈、1900年初頭に建てられてこの建物の中では、繊維・衣服の工場・倉庫として使われていたのです。その後工場は他の土地に移り空き家が増え、治安も良くない状態になったのですが、
安い家賃で貸し出し始めたその建物に目を付けたのが,NEW YORKに集まるアーティスト達。
高い天井、広いスペース。アーティストにとっては最高のスペースでしょう。
それが1960年後半頃から始まったようです。
私の師匠と仰ぐ方は、船で40年前にNEW YORKにやってきました。
その頃は、この当りとても危ない地区だったと話してくれました。
今では、女性一人で歩けるどころか超高級ブランドが立ち並ぶ地区となりました。
(とは言っても、どこでもそうですが、女性一人で歩く時は十分に注意が必要ですよ)
SOHOの今の様子は、知り合いの有名なアート関係の方のBLOGをご覧下さい。
この方は、子供達の習う剣道場の道場長 海老原氏の奥様です。
彼女は、NYアートに造詣深い方で色々な記事を書いていらっしゃいます。
私の浅はかな知識よりも遥かに深くSOHOはじめ色々なアートの事をお書きです。
ご興味のある方は覗いてみてください♪→こちら
そうそう、UNIQLOがこのSOHOにオープンしました。ってのは有名ですよね。
その後、チャイナタウンのメインストリートを横切って駐車した車へ
チャンスがあればチャイナタウンをいつか紹介しましょう。
週末のチャイナタウンのメインストリートの夕方は普段よりも凄い人です。
東京の原宿、新宿、渋谷の繁華街をご存知の方は「そんなの大したことじゃないよ」と
思われると思いますが…
田舎に引っ込んだ私には、息をするのもツライよぉ~ってな位の人ごみ。
人ゴミに紛れて、同じポシェットをぶら下げた女性達があちこちに立ち、
数枚のDVDだかCDだかを人に見せて「5ダラー」と言って売っている。違法物だ!
露店のような店の奥では、客と色々とやり取りをしながら隠し天井を開けて
こっそりと「偽シャネル」のバックを取り出している店もある。
私は見て見ぬ振りをして通り過ぎた。
「こういうのは、なかなかなくならない物だなぁ。偽物でも欲しいと言う人が居るから、どんなに取り締まっても次から次へと出て来るなぁ~。」と思いながら。
前を歩いていた人が急に立ち止まってぶつかった。
その人は、その前にたむろした5人位の若者達を避けようとして止まったのだ。
彼らは何やらあれこれと相談している風だった。
ちょっと派手な格好で、目がキョロキョロしてる…
スリも嫌だけど、こういう若者も何をするか分からないと言う恐怖感を私に持たせる…
ので、ぶつかった人に「ソーリー」と言って小走りにこの界隈を抜けました。
でもね。チャイナタウンはもっと良い顔も持っています。
近いうちにその顔をお見せできればなぁーと思っています。
■上を向いてお散歩
1月7日日曜日に見た景色。
マンハッタンの南に位置するダウンタウンと言われる辺りは、
ヨーロッパ人達がこの土地に移民し始めた頃の町の区画がそのまま残されている感じで
道も狭く、アスファルトのしたかられんがの石畳が顔を出している所も在ったりします。
近くにはその移民の歴史やマンハッタンがアメリカの金融の中心地である!と主張するかのようなビルディング群が立ち並んでいます。
残念な事に貿易センタービル群の幾つかはなくなってしまいましたが…
証券取引所始め、色々な金融機関がある事は沢山の方がご存知ですよね。
しかし、今は多くが郊外に移ってしまったようですが。
ヨーロッパの歴史ある建物には負けますが、
贅を尽くして建てさせたビルが幾つか残るこの辺り
その1つが、WOOLWORTHビル
高さは、241メートル (792 feet)東京タワーは333m
オリジナルオーナーは、 [five and dime]の創設者、後にWOOLWORTH Department store
Frank W. Woolworth NYの農場の息子として生まれセールスマンとなるが、
後に店内の商品が5セントと10セントで購入できると言うディスカウントショップをオープン。
爆発的な人気となり(今の100均のような店かな)巨万の富を得たアメリカンドリームを掴んだ一人である。と the Irving Trust Companyと言う会社。
建築士 Cass Gilbert
1910年に竣工、1913年にオープンしました。
当時の金額で13.5Millionと言う多額の現金で購入されたと記録されています。
一体今なら幾らくらいの価値なのか…
そのビルの入り口に小さな凝った彫刻が施してあります。
テロのためになくなった貿易センターから程近いと言うのに
殆ど影響なく今も優雅に建っています。
内装もきっと素晴らしいのだろうと思いましたが、中にはいるのは止めました。
今度チャンスがあれば見てみようかな。
こちらは、Municipal Building (市庁舎と訳していいのかな)
私はここで18年前に結婚の宣誓をしました。
搭の先端に立っているのは CIVIC FAMEと呼ばれる8m近くある像です。
自由の女神の出で立ちに似せた像です。
この写真は後姿で残念ですが、マンハッタンを見下ろしている様に立っています。
そしてこちらは、道場のすぐ近くに建つビル。
窓がありません。1974年完成
THE AT&T LONG LINES BUILDING 電話会社のビルのようです。
色々と調べたら、核爆発にも耐えうる構造であり
戦時中の状況下2週間は耐えられる様にしてあるらしいです。
165mの高さで29階建て。各フロアの高さが6mと高く取ってあるので普通のビルの1/2の階数しかないそうです。

ダウンタウンに来ると結構上を向いて散歩している私です。
■優美な図書館で
タイムズスクエアと5番街、
そしてグランドセントラル駅が近い42nd streetの昼間はとても賑わっています。
そんな繁華街の中に荘厳で美術館を思わせるような建物が42nd-40th st & 5th AVEに在ります。
建物を建て始めてから14年の歳月を費やし、1911年にオープンした公共図書館←をクリックしてみて下さい。
2頭のライオン(このライオン達には名前があります。Leo Astor と Leo Lenox,)
の間を通り、入館すると大きなホールになっています。
今は、セキュリティーが厳しくバッグなどの所持品は全てチェック。
ここにもクリスマスツリーが美しく飾られていました。
図書館はどこもそうですが、静かに本などを読んで過ごす所なので
美術館とは違って静寂の中に身を置くという感じです。
美術館は、どうしても人が動く気配が多く、話し声もあちらこちらから聴こえてくるので
ちょっとザワザワした感じがしてしまうんです。
この大きな建物は、天井が高く大理石をふんだんに使った建物。
外の喧騒がまったく聞こえてきません。
この建物には、学生の時に結構訪れていました。
この図書館は、リサーチ分野の専門図書が多いので
私にはあまり関係のない書物ばかりでしたが、
その当時住んでいたエンパイアステイトビルの隣、メーシーズ百貨店の斜め前のアパートは
光が殆ど入らないしかも車のクラクションやパトカーのサイレンのうるさい場所にあったので
学校の宿題を済ませるのに、この図書館を利用する事が多かったのです。
当時の私は、心に余裕がなかったのでしょう。
この建物の壮大さや至る所に当たり前のようにある芸術品に目もくれずと言うか気が付かず
ただただ机に向かって本を読んでいました。

それからのち、こうして勉強するわけでも本を読むわけでもなく休息に訪れるようになってから
この図書館の素晴らしさに気が付いた 間抜けな私 です。
一度、近くに日本でも有名な BOOK OFFがあるのですが、
そこでマンガの本を購入して、この図書館で休憩がてらそのマンガを読んだ事があります。
この建物の中で、漫画を読むと言うギャップが何だか自分でもとても可笑しくて
プップップッと一人で笑ってしまいました。その時、隣で息子たちも真剣な顔をしてマンガを読んでいました…アホな親子です。
さて、この図書館。
サミュエル J ティルデン氏(1814~86)の遺志により、
「ニューヨーク市民が誰でも閲覧できるような公に開かれた図書館を作ってください」
と巨額の寄付金と膨大な書庫の寄付があり、
その後、John Jacob Astor (1763-1848)が作った図書館と
James Lenox が所有していた図書館が合併し、ニューヨーク公共図書館として生まれ変わったようです。
名称には "public" という語が含まれているが、設置主体はニューヨーク市ではなく、独立の法人であり、財政的基盤は民間からの寄付によって成り立っている。ニューヨーク公共図書館の館名の場合のパブリックは「公立」(地方公共団体が設立した)という意味ではなく、「公共」(一般公衆に対して開かれた)という意味にあたる。公共図書館であるため利用は原則として無料で、ニューヨーク市に在住あるいは勤務している者であれば誰でも会員になることができる。from Wikipedia
その後、カーネギー財閥の支援により増設され今の形になりました。
この図書館は、全て寄付により出来た物なのです。
今、運営はどうなっているのか分かりませんが、
一般市民の寄付や レクチャールームのレンタル等をして基金を集め、
中で働く人の多くはボランティアのようです。
私が、この日訪れた時に、インフォメーションデスクに座っていらっしゃった
上品な感じの年を召した女性もボランティアだとおっしゃってました。
市民による市民の手で作られた図書館。
定期的に展示会も行っています。
今回は、TREASURED MAP(宝の地図ではありませんよ)
The Splendor of the WORD(ルネッサンスの華麗な文字)
Prints with/out Pressure(1940代~1960年代の版画展)
が無料で観られるようになっていました。Exhibitions
オンラインでも観られるので、興味のある方はどうぞ覗いてみてください。
ちょっと優雅な時間も過ごせて、
色々な展示物も観られて
この建物の中での時間は、1ドルショップでの買い物なんかよりも
はるかに有意義のある素晴らしいものでした!!
上記の財団に感謝感謝です!


